自己資金を政治に!

やっぱり1度書いておきます。
一昨日の朝日・夕刊1面トップ

首相偽装献金
実母から数千万円か
原資不明分なお

の見出し出ていましたね。

でも昨日の朝日・朝刊の社説を、
asahi.comより全文引用します。
http://www.asahi.com/paper/editorial20091126.html
http://www.asahi.com/paper/editorial20091126.html

鳩山献金疑惑―「ずさん」にも限度がある 鳩山由紀夫首相の資金管理団体をめぐる偽装献金問題に絡んで、また新たな問題が浮上した。首相の母親の資金が、偽装献金の原資だった疑いが出てきたのである。

 一連の問題ではまず、資金管理団体政治資金収支報告書に記載された個人献金者として、亡くなった人や献金した覚えのない人の名前が含まれていたことが発覚。東京地検は、1件5万円以下で氏名を記す必要のない献金の大半と合わせ、2億円超を偽装と見て、元公設第1秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで立件する方向で詰めの捜査に入っている。

 焦点のひとつが、偽装献金の原資はだれのカネか、である。首相は6月の記者会見で、首相個人の資金だったと説明した。今月4日の衆院予算委員会で、母親からの資金が含まれるか聞かれた際も「知る範囲でそのようなことはないと信じている」と答弁した。

 ところが関係者によると、04年から08年に、数千万円の母親の資金が原資に充てられていた疑いがあるという。事実とすると、問題は新たな局面に入ることになる。

 政治家本人以外の個人が資金管理団体献金できるのは年150万円までであり、今回の疑惑はこの上限を大きく超える。首相への贈与なら贈与税が生じる可能性がある。首相への貸し付けだったとすればそうした問題は起きないが、すべて自分の資金だと言ってきた従来の説明と明らかに食い違う。

 首相は母親の資金が充てられた疑惑について「私の知らないところで何が行われていたのか。真実が見えないところもあって大変驚いている」と記者団にコメントした。首相は先に、恵まれた家庭に育ったことを理由に挙げて「資産管理が極めてずさんだった」と記者団に語ったが、事実なのに知らなかったとすれば、もはやずさんという言葉で言いあらわすこともできない。

 首相は予算委で、政治改革に取り組んできた自らの原点について「おカネを持っている持っていないではなく、青雲の志を持った人間が国会議員になれる道をつくろうというところがスタートラインだった」と語った。

 だが、実際は金持ちの有利さを最大限に活用してきたのではないのか。うさんくさい企業からのカネではなく、自分のカネなのだから問題ないと高をくくっていたとすれば、思い違いもはなはだしい。

 もし、首相がこうした献金偽装の内実を承知していたとすれば、自身が法律違反に問われることになる。事態の重大さを認識しているのだろうか。

 首相は所信表明などで国民へのおわびを語っているが、疑惑は次から次へとわいて出る。自民党などが求める衆院予算委での集中審議に応じ、献金をめぐる追及に正面から答えるべきだ。

全くそのとおりなのです。
私も、

 だが、実際は金持ちの有利さを最大限に活用してきたのではないのか。うさんくさい企業からのカネではなく、自分のカネなのだから問題ないと高をくくっていたとすれば、思い違いもはなはだしい。

企業からもらわないで、自分のお金を政治に使うほうがまし。
その感覚あります。
でも法律違反はいけません。
モット自己資金を政治に使うこと容認したら良いのに。
そう思います。


お母様から数千万!!
ビックリしますね。
でも、残念なんですがこれ私たち庶民の感覚なんですよ。
鳩山家にとって数千万って、一般家庭の子供が大学入学どころか、公立の高校に入学する程度の資金感覚なのだと思います。
キットね。
タブン前首相の麻生家もそのくらいの感覚だと思います。
もう、そういうお金を沢山お持ちの方は、政治に自己資金バンバンつぎ込んでもらって、
企業献金に縛られずに、そういった資金を持たない一般市民のための政治をやっても良いのではないか?
そんなこと考えました。


で、実際世界にはそういう方がいます。
たとえば、マイケル・ブルームバーグさん。
ニューヨーク市長です。
ウィキペディアです。
マイケル・ブルームバーグ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0
一部引用しますね。

証券会社大手のソロモン・ブラザーズに勤め、共同経営者(partner)[1]にまで上り詰めたが、同社が商品取引会社のフィブロに買収されるのと前後して退社[2]。1981年に通信会社ブルームバーグを設立、ウォール街の企業へ金融情報端末を販売して巨万の富を築き上げた。世界でも有数の大富豪であり、フォーブス誌による2007年度世界長者番付では78位にランクされている。

元々実業家です。
市長に立候補してどうゆうことになっているか。

選挙戦には6600万ドル (約79億円) という多額の資金を費やしたが、そのすべてをポケットマネーから出している。またニューヨーク市長には歳費として19万5000ドル (約2300万円) が支給されるが、ブルームバーグはこれを一切辞退、ただし法令上市長がタダ働きというわけにはいかないので、毎年1ドルを市から受け取っている。

すごい。(^_^;)
ケタ外れですね。
確かに、79億使って2300万円の収入だったら元取れませんね。
(でも、政治家って、基本収入以外の雑収入が基本収入以上になっていそうな気がしますが、これ日本人の感覚なのでしょうか?)
マイケル・ブルームバーグさん市長で、上院でも下院議員でもないので、国の選挙資金の規制は無いでしょうがこの方の場合、ニューヨーク市に市長のおごりで公共事業行えそうです。
当然、当選後の政治資金も自己資金でまかなっていそうですね。
お金はあるし、ニューヨークの役に立ちたい。
そういうことなのでしょうか?
自己資金を政治に使うこと、規制しなくても良いのでは?
そんな気になりませんか?


ただ、今の日本の法律の元でそれをやってしまった、
鳩山さんは問題ありですね。
首相1回辞任して、法律変えて復活もありだと思います。
クリーンさと潔さ。
どっちも身につく感じしますね。
次の首相は、
小沢さんは献金問題片付いていないし、
岡田さんも後ろにジャスコ付いています。(別に悪いわけではないです、育ちがいいのは仕方がないのです)
何が書きたいかというと、1度菅さん首相やって欲しい気がしています。
なんせ、市民活動出身。
お金なさそう。
引用しませんがウィキペディアです。
菅直人 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E7%9B%B4%E4%BA%BA
国政選挙最初、衆・参・衆と3回連続で落ちていますね。
菅さんも、「国民年金未納三兄弟」とか国会で追及していて、
自分も未納で辞任した脇の甘い人ですが、そこがまた良いような。