60年後・ライ麦畑を通りぬけ

昨日の朝日・夕刊(手元の新聞で10面中下)に小さな記事ありました。

asahi.comから全文引用します。
http://www.asahi.com/culture/update/0702/TKY200907020039.html
http://www.asahi.com/culture/update/0702/TKY200907020039.html

ライ麦」続編、米国内の出版差し止め 連邦地裁決定2009年7月2日9時7分
 【ニューヨーク=山中季広】米ニューヨーク連邦地裁は1日、青春小説「ライ麦畑でつかまえて」の続編と銘打ってスウェーデンの作家が書いた新作の米国での出版を差し止める決定をした。原作者J・D・サリンジャー氏(90)が「著作権の侵害だ」と差し止めを申し立てていた。

 問題とされたのは「60年後・ライ麦畑を通り抜け」と題する小説。スウェーデンの作家がJ・D・カリフォルニアという筆名で書いた。原作で16歳だった多感な主人公が、76歳の老境を迎えて孤独に暮らすというあらすじ。サリンジャー氏側は「主人公を原作のままの若さに保っておく権利が原作者にはある」と訴えた。米国では今夏、店頭に並ぶ予定だった。

私は村上さん訳が出る前に、野崎孝さん訳で読んでいて、両方読みましたが、
野崎さん訳の、主人公のチョット悪っぽい感じが好きです。
サリンジャーさん英文科の学生さんの卒論で昔人気があったような?
私、他の作品も(そんな事書いてもナイン・ストーリーズフラニーとゾーイー の2作だけです)読んだのですが、どうも「ライ麦畑」より楽しく読めませんでした。

ライ麦畑について以前書いています。
2005-10-08 2005-10-08
2008-01-08 2008-01-08
この作品1951年、58年も前の作品なんですね。
サリンジャーさん65年に最後の作品出してから44年も作品出していません。
ウィクペディアです。
J・D・サリンジャー - Wikipedia
ウィキペディアも凄いですね、「ライ麦畑」の続編の事すでにかかれていました。
そんなわけで、永遠の青春小説「ライ麦畑でつかまえて」続編書いた方いたのですね。
サリンジャーさんお亡くなりになったとは聞いた事無かったのですが、90歳にしてまだご存命で、
続編の出版の差し止め認められました。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0465.html
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0465.html
に書かれている、カッコーの巣の上で

キャッチ22、どちらも映画化されています。
(どっちも見ましたよ)
ライ麦畑も絶対映画化の話はあったのでしょうが、
サリンジャーさん認めていません。
ご本人があまり表に出なくて、しかも人気があるので、
「何しているの」
って関心あります。
久々に近況を聞いた感じします。

76歳の老境を迎えて孤独に暮らすというあらすじ。

でも、この内容はいただけないかな?
どうせならもっとヤンチャな続編が読みたい。


そういえば、上記なんやかんやで書いたように庄司薫さんも全く沈黙です。
無理っぽいですが、薫君シリーズ新作読みたいです。