魔都

久生十欄さん「魔都」読みました。

魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)

魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)

この本、既に版切れで一般書店での購入できません。
図書館で借りること考えていました。
以前、やはり版切れの、久生十欄さんの「十字街」
2010-04-16エリック・カルメンさん - なんやかんや
を発見した、同じ地区センターで発見。

地区センターで、個人所有のいらない本を、良かったら差し上げますよコーナーを設けているところがあります。

前月何気なく見ていたら、久生十蘭さんの長編「十字街」(朝日文芸文庫) 341P 発見。

もらって来ちゃいました(^_^)v

コッチも、もらってきました。

私って強運。
この近所の方で、久生十蘭さんファンの方いらしゃるのですね。
版切れの本2冊も入手できました。
1934年(昭和9年)の大晦日から、1935年の元旦にかけての1日を477Pに渡って書かれています。
戦前の日本て、思っていたより豊かだったし、東京も既に地下鉄走っていてかなり都会。
意識が変わりました。
事実として、第二次世界大戦無ければ、東京でオリンピックも、万国博もあった訳でしたね。
豊かじゃないとできないですね、第一次大戦戦勝国でしたね日本。
今より、田舎と都会の格差、貧富の差も大きかったでしょうが、お金使わなくても子沢山の子供たちを育てていた時代。
未来の日本をどうするか?
余計なこと学んでも困りますが、戦前の日本から学ぶことできそうな気がします。
でも今は、地方の人も銀座で食事ができたり。
とっても平等な時代になったのは良かったと思います。
情報が多くなりすぎて、他と比較してしまうことが不幸の始まりかもしれません。
自分にとって本当に価値のあるもの、しっかり見つけて進んでいくことに最大多数の幸福がありそうな気がします。
幸福の価値は1つではなく、多様性があったほうが良いですね。


#後述
アマゾンで中古一番安くて14,000円の値段付いてました。
コレクター商品でも2,200円
中古とコレクターどう違うんだろう?
コレクターは個人出品てことかな?