バラン

東宝特撮映画DVDの最新刊
「大怪獣バラン」見ました。
1958年(昭和33年)作品白黒です。

大怪獣バラン [DVD]

大怪獣バラン [DVD]

TVでも見たことなくて、ほんとに初めて見ました。
ムササビのイメージなのでしょうか、
空を飛びます。
タダ飛ぶシーン一度だけだったと思います。
チョット、ゴジラ似の容姿です。
でもゴジラは完全2足歩行。
バランは4足歩行と。2足歩行両方ありです。
どっちかにしたほうが良かったように思います。
でもゴジラは飛ばないですね。
出身、岩手県北上川上流の湖となっています。
東京に出てきて破壊されるのは、羽田空港
模型の兵器も沢山出てきますが、リアルな映像もすごい。
付属のパンフレットに書かれてる川北監督の記事で納得です。
引用します。

ゴジラ』では、海上保安庁の協賛を得て、演習中に撮影を行っています。このときかなりのフィルムを回していたんでしょう。『ゴジラ』では使用されなかったフッテージも随所に盛り込まれていて、実機ならでわの迫力を醸し出しています。

なるほどね、本当に実写じゃないですか。
60年安保前、自衛隊ではなく、海上保安庁に頼むのも賢い。
海上保安庁は1948年(昭和23年)、設立。国土交通省の外局です。
自衛隊は1954年(昭和29年)設立。
たぶん、日本の再軍備国内でもまだ抵抗が多かった頃ですね。
詳しくはコチラ。
海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/
海上保安庁 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%BA%81
防衛省・自衛隊
http://www.mod.go.jp/
自衛隊 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A
引用中の「フッテージ」ってご存知です?
私知らないので、調べました。
ストック・フッテージ - フレッシュアイペディア

ストック・フッテージ(Stock Footage)は、撮影済みの編集されていない「素材」としての映像のことであり、コマーシャル、番組、映画、ミュージックビデオなど、あらゆる映像制作に使用される。

正式名称『ストック・フッテージ」だそうです。


あと、古い東宝怪獣映画の、怪獣が出てきたり、怪しげな場所で使われる、おどろおどろしい音楽や。
自衛隊(実写は海上保安庁だったりしますが)との戦闘シーンで流れる、勇ましい血沸き肉踊る(大げさかな)音楽大好きです。


このシリーズで、1964年(昭和39年)作品の「宇宙怪獣ドゴラ」のドゴラもまだ映画で見たことがないので発売楽しみにしています。
次回作の1969年(昭和44年)「緯度0台作戦」も見たことないです。