木を見て、森を見ず(その3)

以前書いた内容と、あまり関連ないです。
2008-07-09 木を見て森を見ず - なんやかんや
2008-07-10木を見て森を見ず(その2) - なんやかんや
今回、「組」関係の事書きます。
タイトル、組とか暴力団とか、書くの躊躇してこのタイトルにしました。
大相撲、野球賭博が直接的な問題で、名古屋場所何とか開催している状態ですね。
その前に、問題になっていた、相撲関係者からの何らかの「つて」がないと確保できない席で、組関係の方が相撲観戦をしていた。
そんな報道出てました。
これ問題あり。
私もそう思います。
名古屋場所野球賭博に組関係者が関与していたこともあり、
入場者に組関係者がいるかどうか監視しているようです。
これは、チョットやりすぎ。
そんな感じしませんか?
一般の方が入場できる普通の方法でチケットを入手し、
周りの方に迷惑をかけることなく普通に観戦しているのであれば問題ないでしょう。
見るからに恐いかっこうしていない、組の方も中には、いそうです。
これエスカレートすると、プロ野球観戦もダメですね。
野球ファンの組関係者たくさんいそうな気がします。
映画・スポーツ・観劇等、普通に鑑賞しているのであれば問題ないと思います。
たぶん、裁判はないと思いますが、相撲を普通に見られないのは、基本的人権の侵害である。
そう組の方が訴えたら、組の方たちに勝訴の判決出すべきだと思います。


暴力団を、世の中からなくす事。
必要だと思います。
でも、ただ追い込んで活動をできなくするだけで良いのでしょうか?
たぶん、元組関係者、更生しようとしていたとしても、雇ってくれる会社ほとんどなさそうです。
誰だって、できたら関わりたくないです。
組がなくなっても、構成員の方たちはご飯を食べていかないといけません。
強制的に追い込んでいって、組がなくなれば良い。
そういう考え方では、構成員は残ります、それでは何時までたっても組がなくなったとしても、犯罪組織はなくならないですね。
構成員の方たちも、組、以外の合法の世界で生活できること望んでいると思います。
今のやり方、ずれていますよね。
合法的に、構成員の方たちがどうしたらご飯を食べていけるのか?
そもそも、そこが重点ポイントだと思います。


別件ですが、サラ金金利規制で、サラ金各社経営苦しくなっています。
この件で、目立ってきたの、銀行系のサラ金より融資条件厳しいでしょうが、そういった会社のCM。
それと、沢山払ったお金取り戻しましょう。
そんな、感じの弁護士事務所のCM。
銀行系で、借りられない人が、サラ金より、ズーット怪しい高金利のお金に手を出す。
これ増えているようです。
組関係の資金源になっていそうですね。
これもなんか、問題になっているから、サラ金のグレーゾーンの金利なくしちゃえ。
そこまでは良いのでしょうが、
その時、困る人が出ることもわかっていたはず。
この2件、どっちも「木を見て、森を見ず」ですね。
これからの、政策、場当たりではなく、
「木も森も見た」政策を、せっかく「ねじれ」ているのですから、
与野党の英知を結束して法案を可決していって欲しいものです。