政治空白からの景気回復

菅さん、勝ちましたね。
小沢さん負ける勝負しないと思っていました。
私は、菅さん勝ってよかったと思っていますが、
以前も書きましたがどうも報道関係が菅さん支持の世論を盛り上げていったような感じしています。
ただ、今日の朝刊、週間朝日の広告。
青木議員の記事が週刊誌2誌同時に出たことについて、

菅陣営の”陰謀説”を追う

なんてのが出ていましたが、今日投票日ですし、
地方議員と、党員・サポーター投票済んでいますね。


今爆問学問で西沢先生見ていたら、
テロップ出て大雨かと思ったら。
円急騰1ドル82円とのこと。


話しもどします。
民主党首選の結果夕刊間に合わないので、
資料引用します。
asahi.com
asahi.com(朝日新聞社):民主代表に菅氏再選 党員・サポーター票で小沢氏に大差 - 菅政権
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201009140397.html

民主党代表選の結果(敬称略。単位はポイント)

菅 直人721(国会議員票412、地方議員票60、党員・サポーター票249)

小沢一郎491(国会議員票400、地方議員票40、党員・サポーター票 51)

国会議員票、菅さん負けると思っていましたが、12票差。
これ国会議員一人2票持っているそうなので、
6人差。
菅さんから、小沢さんに3人移動したら同数。
薄氷の勝利。


党員・サポーター票すごい差が出ていますが、
よく調べるとそうでもない。
今度は毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/minshudaihyousen/news/20100914k0000e010082000c.html?inb=yt
http://mainichi.jp/select/seiji/minshudaihyousen/news/20100914k0000e010082000c.html?inb=yt

党員・サポーター票は衆院の300の小選挙区ごとに集計され、得票の多かった方に1選挙区1ポイントを配分。菅首相が249選挙区(249ポイント)を制し、小沢氏は51選挙区(51ポイント)にとどまった。

このポイント制って言うのが、曲者で。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000031-maip-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000031-maip-pol

小沢氏は衆院議員会館の自室で三井辨雄国対委員長代理らと面会した際、党員・サポーター票について「13万対9万なんだな。そんなに負けてないんだな」と語ったという。小沢氏の得票率は約4割だが、小選挙区ごとに勝った方が1ポイント取る仕組みのため300ポイント中51ポイントしか取れなかった。小沢氏側近議員は「この厳しい世論の中、4割も取れたことは大きい」と語り、党員・サポーター票でも大敗はしていないとの見方を示した。

党員・サポーター票すごい差があるようですが、
実際はどっちも、
6:4
ということで良いのでしょうか。
問題は国会議員票、
割り切れないので、多少加工しますが、
50.7:49.3
要するに、国会議員さんたちが一番、小沢さん支持者多い。
民主党の内部でも、一般組織と、国会議員さんたちとの意識の差が大きい。
そういうことです。
政治が、国民から遠い感じしますね。
党員・サポーターという、一般の方達からしても意識の高い人たちとの意識の差がこれだけあるわけですから。


菅さん、小沢さん重用するのでしょうか?
小沢さんこれだけ負けても、*1やっぱり周りの国会議員さんたちの支持はあります。
民主分裂を避けるために重用するくらいなら、
小沢さん放置して民主出るかどうか試しても良いと思う。
菅さんも野党のほうが元気があるし。
選挙を経ない、小沢新党と作る新政権。
それもありかな。
だんだんメチャクチャ書いていますね。(^_^;)
政府が下手に頼りになりそうなことを言うから、
企業も、国民も頼ってしまって、自力で立ち上がる力を削いでいる気がします。
年金・補助金の不正受給とかね。
政治の混迷による、円安。
そして、企業の自力更生、国民の自立。
政治に期待しないで、自分たちで何とかする力をつけること。
過程は相当苦しいでしょうが、それが何よりですね。
この際、小沢さん民主出て、政界再編目指したら良いかもしれません。
そこで、野党を巻き込んで、菅・小沢の政権争いそんなシナリオも良い気がしてきました。


新政権は下手な景気対策何にもしない。
今、エコカー・エコ家電、そんな減税しても、
国債を増やして、将来の日本の子供たちの負担を増やすだけのような気がします。
景気対策何処の政党やっても苦しいと思う。
今、各国が景気対策苦しんでいますが、
これ、ひょっとしたら、先進国と途上国の賃金格差がなくなるまで景気の回復見込めないかもしれません。
途上国の方たちを安い賃金で使って、安い品物を買っていた先進国が、今度は賃金が下がって、途上国の賃金が上がって均衡が取れていく。
今まで、良い思いをしてきた先進国主体の、景気の後退なのかもしれません。
考えようによったら、そのほうが、国際共通通貨の導入に大きく前進できると思います。
いま、円高来ているから余計感じますが、
私、為替で得したり損したりするの、ヤッパリおかしいと思う。
納得できません。
ある種、ギャンブル!
真面目に商品開発しても、為替で利益が飛んだり、失敗しても、為替で利益出たりしたら、やる気なくしますね。
技術の発展には良くないと思います。


明日の、朝刊読んで影響受ける前に無茶書いてみました。
今後、日本の政局どうなるか、目が離せませんね。
でもね、また書きますが、景気回復を政府に期待するのは酷だと思います。
政府に景気対策という名の予算使わせるのも、将来の子供たちにも酷。
自分自身や、自分の周りから、キチンと自立していくこと大切ですね。
ここで、止まってしまいますけどね。
私の周りで、就職活動で苦労している学生さんいません。
でも、その苦労の中で、明日の日本を担う企業が出来てくればと思います。
ただ、その企業は、何万人とかの従業員を抱える企業にはならないと思う。
昔に比べたら、一人の人間がこなせる仕事量が増えていますね。
少人数で、多くの仕事をこなして行く企業がこれからの会社ではないかと。
今の、日本の大企業、リストラしても、まだ人があまっていそう。
それだけ、仕事こなせるようになった。
そういうことだと思います。
無能な正社員を、派遣やアルバイトが支えていくのは違うと思う。
でも、その無能な正社員が高い給料で食べていけるところが日本企業の良さだった所もありますね。
でも、もう難しいかもしれません。
これからは、キラリと光る小企業というか、コミュニティー
それが沢山できて、連携しあっていく、
そういう産業構造への転換が、これからの景気を牽引していく可能性があると思います。

*1:6:4というのは、実力者の小沢さんとしたらかなりの負けだと思います、菅さんにこんな力があるとは私も思っていませんでした