亀甲墓・島でのさようなら

実家に帰ってきました。
探しました。
発見!
カクテル・パーティー
はまぞう」で画像つきの紹介できなかったので、写真撮ったので掲載します。

この文庫4作品収録されています。
「亀甲墓」
読みました。
米軍の艦砲射撃から、上陸して自分たちが隠れている、「亀甲墓」に接近してくるあたりまで書かれています。
日常の生活が、いきなり変わっていく様子わかります。
近くに日本軍がいなかったのが幸いだったのかもしれませんね。
もう一冊、
オキナワの少年

これは2作品収録。
東さん、デビュー作の「オキナワの少年」で文学界の新人賞とってその作品がそのまま芥川賞受賞しています。
文学界の新人賞、募集原稿の枚数少ない*1ので、そのまま本にするには量が少ないです。
2作目(つまり受賞後第1作ですね。)
「島でのさようなら」と一緒にして出しています。
この作品読みました。
「オキナワの少年」のその後、
高校を中退して、島を出て、集団就職で東京に出るところまでが、書かれています。
東さんのその後、前回
オキナワの少年 - なんやかんや
調べたので、その後の作品も読みたくなりました。


実家CATVが見られるので、
大阪ハムレット」見ました。

大阪ハムレット デラックス版 [DVD]

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字幕映画って、見るのに気合い必要ですね。
日本語だと、見ていて楽です。
お父さんが誰だかわからない、3兄弟の成長する様子が全て描かれていてそれぞれ良かったです。
お母さん役松坂慶子さんです、4人目の子供がまたお腹にいたりします。
そう、出てくる方たち、皆たくましい。
でも、「俺はすごいんだぜ」っていう人が一人もいない、自然な登場人物の持つたくましさ。
そこがとっても素敵でした。

*1:原稿用紙100枚程度