右傾化を止められない(T_T)

私たちの国は、今より自由だったかどうかは良くわかりませんが、
大正デモクラシー
大正デモクラシー - Wikipedia
と言われた、自由な時代から、第二次世界大戦(太平洋戦争というべきでしょうか?)へ向かって、右傾化が進んでいった時代があります。
その時の人たちは、その流れを押し留めることは出来なかったのだろうか?
そんな事を考えたことがあります。


でも、今なんとなくわかる気がします。
押し留めることは出来ない。
どうにもならない、無力感。
自民・民主以外の政党、*1
「小異を捨てて」
といったような感じで、原発・国防・TPPとか色々、
これって、「小異」ではないのではないか?
私にはとても理解できないような違いを飲み込んで、
一緒になっています。
橋下さんどうしちゃったの?
結局、小選挙区制のため、政党が同じ選挙区に乱立すると、皆当選できない。
国民のため、とか、政策、とか、関係ないのでは。
欲しいのは議席ですね。
小選挙区制は、自民党長期政権を終らせたこと、良かったと思うのですが、
いつも書いていますが、以前の中選挙区制のほうが、少数意見を代表する政党もその意見をそのままに議席が取れるので、良かったと本当に思います。
今後、「みんな」とかも一緒になっても、党首は石原元知事になるのでしょうね。


石原さん、20日の日本外国特派員協会で講演して、
核兵器に関するシュミレーションぐらいやったらいいと思う」
と発言されたようです。
以下ノーカットです。

長いので、その発言の部分抜いたTV報道です。

動画削除される可能性もあるので、
毎日の記事、
リンクと引用します。
http://mainichi.jp/select/news/20121121k0000m010031000c.html

石原慎太郎代表:「核シミュレーション、抑止力になる」

毎日新聞 2012年11月20日 20時12分(最終更新 11月21日 01時36分)

 日本維新の会石原慎太郎代表は20日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい。これも一つの抑止力になる。持つ、持たないは先の話だ」と述べ、核兵器保有について研究すべきだとの考えを示した。「個人の見解」と断ったうえでの発言だが、次期衆院選に向けて論議を呼ぶのは必至だ。

 石原氏は、この発言に先立ち、「核を持っていないと発言権が圧倒的にない。北朝鮮は核開発しているから、米国もハラハラする」と指摘。核兵器の有無が外交力を左右するとの認識を示した。

 また、これまで中国を「シナ」と言ってきた理由を「孫文が作ったもので、悪い言葉ではない。日本人にとって中国とは広島県岡山県だ」と語った。そのうえで日中関係について「仲良く、友好に進むのは好ましいが、シナの覇権主義で日本が第二のチベットになることは絶対に好まない」と、けん制した。【坂口裕彦】


来月の衆院選単独過半数取る政党ない気がします。
そうなった時、過半数のために、石原さんの政党が政権に入る可能性否定できない。
以前、自民・社会の連立政権では、最大会派の自民ではなく、社会党の村山さん首相になった事ありました。
その前、自民が下野した細川政権も、細川さん第一党の党首では無かったですね。
石原首相、可能性否定できない、
そして、止められない。


さらに、自民は自民で、選挙公約で、

国防軍」を憲法に明記

なんて事、言い出しています。
リンクと引用します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000088-jij-pol

国防軍」を追及=自公、沈静化図る―民主【12衆院選

時事通信 11月23日(金)18時14分配信



 自民党衆院選公約に盛り込んだ憲法への「国防軍」明記をめぐり23日、野田佳彦首相(民主党代表)と安倍晋三自民党総裁が応酬を繰り広げた。保守色の強い自民党公約には同党内にも不満があり、民主党は攻めどころとみている。一方、自民、公明両党は、関心が集まり過ぎれば不利とみて、沈静化に動き始めた。
 首相は23日、視察先の川崎市で記者団に、国防軍について「すぐにできることを(公約に)盛り込んだと安倍氏は言っているが、憲法9条改正も含めて簡単にできることなのか」と疑問視した。
 「安倍カラー」ふんだんの自民党公約には、党内に「右傾化」を懸念する声があるほか、綱領に「中道主義」を掲げる公明党も反発。このため、民主党は選挙戦で国防軍の争点化を図り、自公分断につなげたい考えだ。首相は「(自民党が)連立を組みたいと思っている公明党は理解されていないのではないか」とも指摘した。 
 これに対し、安倍氏岐阜市での記者会見で、前回衆院選民主党マニフェスト政権公約)の多くが実現していないことを取り上げ、「まず反省してから人の批判をしてもらいたい」と非難。その上で「(改憲発議の要件を定めた憲法)96条からやっていく。段取りもちゃんと話している」と述べ、まずは改憲要件の緩和に取り組む考えを示した。会見で安倍氏は「国防軍」の言葉は使わなかった。公明党への配慮があるとみられる。
 公明党も23日は慎重な対応に努めた。山口那津男代表は松山市内で記者団に、自民党公約について「党として独自の主張を掲げるのは当然。それはそれで尊重する」と述べ、公約にある集団的自衛権行使に関しても「自民党の強い主張の一つだ」と語った。山口氏は自民党が公約を発表した22日は反発したが、民主党を利する言動は控えるのが望ましいと判断したようだ。
 国防軍については、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長も23日、テレビ朝日の番組で「名前を変えるのは反対」と言明。「まずやらなければいけないのは防衛費の国内総生産GDP)の1%枠という、くだらない経理部的な発想をなくす(ことだ)」と主張した。

自民が第一党になって、維新と連立で、石原首相。
恐いですね。
もし安倍首相でも目指しているところは、石原さんの意見と共鳴する部分ありそうなので、同じような事になりそうです。
私の選挙区、自民は河野太郎さんで、魅力ある方なのですが、
やっぱり私は、今回も今まで通り自民に投票はしません。
勿論、維新にも。
この2つの政党は、選挙で議席獲得した時、方向違いの愛国心を訴えて、近隣諸国との関係危なくさせそう。
当然私たちにも、増税とかそういった次元ではない、大きな負担になるような、
そう、行動した当事者も予想もできないような方向に行ってしまう可能性。
感じます。
勝手な思いですが河野さん、自民離党して欲しいです。
タブン、無所属でも選挙は勝てると思います。
その後の国会活動は不自由でしょうね。


話し戻して、
将来、
「何で防げなかったの」
と言われた時に、
「そのきっかけとなった選挙で危険を感じて、自民と維新には投票しなかった」
と言うためにね。
なんか無力感です。
せめて、選挙後の連立、「自民・民主」になってくれれば、そう願うばかりです。
以前、自民・民主の連立大反対でしたが、しょうがないです。
何処にも、私の一票もって行きようがないのですが、
選挙区は社民出れば入れますが、タブン出ないでしょうから、民主。
比例区は社民にしようと思います。
私の2票は一票も議席に結びつかない可能性高いです。
共産党にも期待します。
とにかく、この流れ何とか止めたい。

*1:厳密に書くと共産・社民・公明も除くべきですが