イラク撤退決まりましたね。
私はそもそもイラクに自衛隊を派遣すること自体、反対の立場です。
派遣されている自衛隊員は、国の命令で行っていることなので、
全員無事に帰国して欲しいと思っています。
撤退時が危険ということなので、
全員の無事の帰国を願っています。
先に根本的な部分の気持ち説明しました。
さて、ここからチョット違ってきます。
ですので先に根本の部分書いておきました。
自衛隊は海外から見たらどうしても軍隊に見えるのではないでしょうか。
ですが自衛隊は戦いに行っているわけではありません。
ただ復興支援に行っているわけですね。
日本政府はサマワはイラクの中では安全といっていましたが、
実際自衛隊の駐屯地への攻撃はありましたね。
そんなに安全ではないという事実はあったように思います。
ですから日本のマスコミも、
現地にほとんどいないので、
自衛隊の具体的な活動内容、
自主取材ではそんなに報道できていませんでした。
自衛隊側が撮影して広報活動として公開された映像が多かったように思います。
過去には日本の外務省の職員や民間人、
そしてイラクの人々は、今でも戦闘に巻き込まれて死んでいます。
それにもかかわらず、全員無事に帰ってこれるということは、
どういうことなのでしょう?
自衛隊の活動内容に疑問感じてしまいます。
なら死んだらいいのか、そんなことは言っていませんよ、
こういった内容を書くために先に根本姿勢を書いておいたわけです。
元々死者が出るような危険な場所に、
政府がなんと言おうと、行っているわけです。
海外の戦闘での死傷者出ると批判が当然かなり出てきます。
でも政府はこれを機会に「海外への自衛隊派遣を行った」という、
事実を作りたかったのが本音でしょう。
でも無傷で帰ってくることを優先して派遣されて、
どんな活動ができたのでしょうね?
だからといって、安全なサマワといいつつ安全では無いので、
危険な時に戦闘能力のある自衛隊は派遣できても、
民間の派遣は国にはできなかったわけです。
常識的に考えても、派遣されている自衛隊員には、
国民に言っているように安全なサマワとは言えないでしょう。
危険な勤務であることは、事前に話し無かったら変ですね。
どのように言われてイラクに派遣されたのか、
派遣された方に公表していただきたいものです
1日も早い自衛隊の撤退を私は望んでいますが。
今のイラクがそんなに安全になっているとも思えません。
治安権限のイラク政府への移譲も見切り発信のように見えてしまいます。
自衛隊以外のイラク復興支援は賛成しますが、
流れとしては、
自衛隊が撤退するくらい安全になった。
↓
民間を含むイラク復興支援の本格化。
となるべきでしょうが、
実際の所。
自衛隊が撤退した。
↓
でも安全性が確保されていないので、本格的な復興支援はもっと先。
ってことになりそうですね。
自衛隊撤退後、日本人がイラクで拉致された場合、
その日本人は非難されるのでしょうか、
自衛隊が帰国するくらい安全になってから、
イラクに入国しているのですよ。
恐らく自衛隊の復興支援は日本の国民が思ってるほど、
イラク国民の印象には残っていなさそうな気がします。
中途半端に係って、中途半端に帰国した印象になってしまいそうですね。
民間も含めた復興支援が早くできるようにイラクになって欲しいものです。
最後に根本的な事を書くと、
そもそも、イラクへの侵攻自体するべきではなかったと思っています。