今日の朝日・朝刊、手元の新聞で2面に、
非核3原則の法制化
首相「私なりに検討」
の見出しあります。
asahi.comでこの記事探した所ありました、
でも見出しから受けるイメージがかなり違う。
首相、非核三原則法制化に慎重姿勢 「経緯含め検討」
ね、
asahi.com全文引用します。
首相、非核三原則法制化に慎重姿勢 「経緯含め検討」
2010年8月9日23時50分
菅直人首相は９日、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席した後、長崎市内で記者会見し、非核三原則の法制化について「まだ政権を担当して２カ月なので、これから、これまでの経緯も含めて私なりに検討していきたい」と述べた。ただ、実現性については「検討した中で判断したい」と述べるにとどめた。
政権内では、三原則は堅持するものの法制化には慎重な意見が強い。仙谷由人官房長官は６日の記者会見で「三原則は我が国の重要な政策として内外に十分周知徹底されており、改めて法制化する必要はないと考えている」と述べた。岡田克也外相も３月のテレビ番組で、法制化は「考えていない」と否定している。
鳩山前政権が取り組んだ核密約調査で、三原則の「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」のうち「持ち込ませず」の部分が空文化していた疑いが濃厚になった。これを踏まえ、広島、長崎市などが政府に法制化を相次いで要望している。
新聞と比べると、実は見出し以外は、全く同じでした。
同じ内容で、
首相「私なりに検討」
と、
慎重姿勢 「経緯含め検討」
大きく違う感じ受けます。
検討するのはわかるのですが、
「慎重姿勢」の文字がない。
新聞の方が菅さんの発言趣旨に合ったものになっているのでしょうね、ネット掲載は23時50分です。
アッ。
違うか、野球とかサッカーの結果23時50分だと朝刊に間に合いませんね。
ということは、菅さん慎重姿勢なんだ。
朝日は、私なりに検討を支持しそうですね。
だから、つい自分の良いような解釈の見出しの新聞発行してしまったが、チョット違うな後から気が付いた。
または、菅さん関係者から指摘があった。
発言のニュアンスを伝えるのは難しいですね。
でも、この記事、朝日が1面でないとすると、他紙はもっと小さい扱いかもしれません。
朝日でも、全文コレだけです。
この法制化の話、最初に目にしたのは、ヤフーニュースでした。
感想は「法制化って大丈夫？」って。
チョット前に書きました。
2010-07-28核持ち込ませず - なんやかんや
上のなんやかんやの元を読んでいただいたほうが良いのですが、引用の引用します。
菅直人首相の私的諮問機関「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」（座長＝佐藤茂雄・京阪電鉄最高経営責任者）が首相に提出する報告書案の全容が２６日、明らかになった。日米同盟の深化のため、日本の役割強化を強調。非核三原則の見直しにも踏み込んだ。必要最小限の防衛力を持つとする「基盤的防衛力」構想を否定し、離島付近への重点配備を強調した。
見直しの流れあるし、
上の記事にもあるように、
三原則の「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」のうち「持ち込ませず」の部分が空文化していた疑いが濃厚になった。
日本に核はないです。
これ今言えるのでしょうか？
3原則法制化するためには、
「今ある核は良いけど、これからは持ち込ませません。」
こんな都合の良い話は通用しませんね。
だから菅さん、こんなこと言って大丈夫なの？
心配になりました。
記事も小さいので、大きなことにならなければ良いと思います。
大切なのは、非核3原則法制化に向けて、今世界の流れになっていると感じる、核兵器の廃絶。
これに向けて各国と力をあわせることですね。
野党から、政権を担当するようになって、現実との折り合いつけるの大変です。
野党は理想を語れて良いですね。
沖縄から基地をなくせ。
いえます。*1
でも基地はあるし撤去は難しい。
どうするか？
現実と折り合いはつけるが、途中で妥協せず、あくまで理想に近づけるための通過点であることを忘れない。
これが、野党の理想を失わず、政権政党としてやっていく道だと思います。
今回で言えば、
非核三原則の法制化
コレが理想です。
核が既に持ち込まれている可能性がある。
コレが現実。
どうするか、ここは大きく、
「核兵器の廃絶に向けて進む」
かなり遠い感じはしますが、非核3原則という日本国限定の理想より、かなり明るい世界観もてます。
私たちに、
「目指す理想と、今の現実を正直に提示する。提示というより場合によったら、『白状』なんて言葉が似合いそうなこともありそうですね。それから理想の実現に向けて、一気に解決は難しいけど一歩一歩どうしていきたいか過程を話す」
政権政党にそれができれば、日本人が理想と目標を持って進んでいくことができますね。
